バイオリンのテクニックは何のため・・・?
久保木バイオリン教室では生徒さんのご希望に合わせてレッスンしています。
オーケストラに所属されている方でしたら、指使いや弓の使う場所、などをレッスンしています。お子さんには、まず正しい構え方・弓の持ち方を指導しつつ、音階練習やエチュード、小曲をレッスンしています。音大受験を考えている方には、入試に向けての専門的な技術だけでなく、音楽の豊かな表現を目指します。
どの段階の方でも基礎のレベルアップが出来るよう、常にテクニックの指導をしています。テクニックというと、ただ上手に弾けるようになるだけ、というイメージがあるかもしれません。実際に魅せるための技巧のテクニックもあります。しかし、全ては「美しい音楽表現のためのテクニック」です。
バイオリンというと「音程をとるのが大変」というイメージがありますが、それよりも最優先で「美しい音を出すための右手の動かし方」をよく考える必要があります。右手の動かし方がほんの少し変わるだけで左手の押さえ方も変化するのです。
右手の基本は弦と直角に動かすことですが、無理なく脱力した状態で弦を振動させるにはたくさんのコツがあります。弓を押し付けすぎない、弓の持ち方を変える、腕の無駄な力を抜く、などなど。そうして様々な課題を乗り越えて、美しい音の出し方を習得していきます。
美しい音なくして美しい音楽はあり得ません。
久保木バイオリン教室は「美しい音を奏でる事」を大切に考えています。バイオリンで美しい音を出したい、という願いにプロ・アマチュアは関係ありません。
昨日よりも美しい音を目指して頑張りましょう♪
最近のコメント